注文住宅の基礎知識 プレハブ工法

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プレハブ工法、また軽量鉄骨造と言われるこの工法は、厚さ6ミリ以下の鋼板や軽量鉄骨とそれを繋ぐブレースによって構造を作る工法です。基本となる考え方は在来工法に似ていますが、材料が原則金属素材になること、ほぼすべて工場からそのまま運ばれるプレカット素材になることなどが違います。

この工法の最大のメリットは、コストの低さと建造期間の短さです。特に建造時間の短さは他の建築方法に比べて圧巻というレベルであり、現場に居合わせれば、まさにあっという間に家が建つという印象をうけるでしょう。このため、工事現場の作業員休憩所・宿舎や、事務所などによく採用されます。近頃では震災の後の被災者住宅などがその良い例でしょう。同じ質のものを大量に素早く作るのに向いた工法です。また、もともと頑丈でかつ柔軟性がある金属素材同士をしっかり結束しますので、地震に対してはかなり強いという利点も持っています。

しかし、その利点の全く裏返しで、個性的な住宅を作ったり現場で融通をきかせたり、特殊なデザインの注文住宅を作ったりするのには向いていません。寸法も工業規格に則ったものになりますので微調整などが効きません。また、原則として金属素材が殆どになりますので、どうしても断熱性という点で大きくハンデを持っています。同じ理由で塗り壁や漆喰壁、珪藻土壁などの湿式工法が一切使えないという部分もあります。

総じて、大量生産向き、規格製品向きの工法であり、デザイン性や個性に拘って設計を行いたい注文住宅との相性は良くありません。ただ、コストと建造期間の短さはやはり魅力ですので、注文住宅の中でも離れたガレージや倉庫といった用途で出番はあるでしょう。